ザルツブルク市街の歴史地区

Historic Centre of the City of Salzburg

概要

ザルツブルク市街の歴史地区は「塩の城」を意味するザルツブルクの名の通り、周囲の岩塩抗から産出される塩の取引で繁栄した地域である。元々は東アルプスの麓の山間に位置する中央の小さな街であったが、9世紀以にこの地に大司教座が置かれて以降教会都市として発展、特に16世紀後半以後は小さなローマあるいは北のフィレンツェ呼ばれるような傑作と称されるバロック建築に満ちた現在の景観が形作られた。さらに、古典派音楽の大家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの感性を育んだ環境も高く評価されている。

基本情報

遺産種別/登録基準
文化遺産/(ii),(iv),(vi)
登録遺産位置
オーストリア共和国ザルツブルク州
北緯47度48分 東経13度2分
登録遺産面積
資産 236ha
緩衝地域 467ha
登録年月
1996年

登録基準の具体的内容

(ii)
ザルツブルクがイタリアとドイツの文化交流において重要な役割を重要な役割を果たした結果、二つの文化の開花とそれらの間の長期的な交流が行われた。
(iv)
ザルツブルクが、中世後期から20世紀に至るまでの期間の著しい数の高品質な宗教的・非宗教的建築を伴う、ヨーロッパの宗教都市国家の際立って重要な例であること。
(vi)
ザルツブルクが、芸術、特にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトに代表される音楽との関連に対して注目に値すること。

ギャラリー

参考文献

週刊世界遺産 No.8 オーストリア / 地球の歩き方 ウィーンとオーストリア(2014〜2015) / TBS 世界遺産 / BS12 TwellV 癒しの世界遺産 / BS12 TwellV 感動地球紀行 世界遺産ものがたり / UNESCO公式ホームページ
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