旅行記2004夏

さてさて、ビフォアーマウンテンさん(以下Bさん)と私は2004年7月に山梨へ旅行してきたのですが、その目的は題名のとおり山梨リニアの試乗会に行くということだったので、このページではその旅行記を書かせていただきます。
事の始まりは関西ではおなじみのテレビ番組「ちちんぷ○ぷ○」で、そのリニアの試乗会の話があったので、私はまぁあたらへんと思うし(共通語訳:あたらないと思うから)ということでBさんと相談して
応募してみよう!と、言うことになりまして早速応募したら見事当選。
そして7月28日、私は28日最大の目的である500系のぞみ8号東京行きに乗車して車内でBさんと合流。500系が京都駅に着たら写真をパチリ。

入ってから客室とデッキをつなぐドアーの開け方が解らなくて突然立ち往生。
近づいたら開きました。(これだから田舎者は・・・ぶつぶつ)
乗車したのは勿論普通車指定席。ああグリーン車乗ってみたいなぁ。(これだから貧乏人は・・・ぶつぶつ)500系の車内は思ったよりも広く快適でした。(乗車前にBさんから500系は狭いといわれていたので、覚悟してましたので。)
私(以下T)「わあ速い速い。」
B「明日乗るもんはこれの2倍ぐらいの速度があるねんけどな。(東海道新幹線なので500系でも最速270キロ)」
で、車内で昼飯を食ってBさんとぺらぺらと話していたらあっという間に東京。やっぱり新幹線は早いなぁ、と思いました。
東京に着いたらまず500系の1号車の一番端まで行ってテールライト点灯中の500系をパチリ。

500系のテールライトがLEDだったということはこの日の発見。
そのあとは地下鉄に乗って浅草寺へ。Bさんの話によるとそこのおみくじは凶が出やすいんだとか。
そして10円をお賽銭して、早速その問題のおみくじを100円でからり。
九十七番。九十七と書かれた箱を開けてみると見事に凶。Bさんは吉でした。

写真下のほうに写っているのは、学生手帳。
身分照明のため保持。
そのあとちょぉっとだけむかついたのでその他の箱を開けてみました。
Bさんが開けたものは凶と吉がありましたが、私の引いたのは全部吉。どうしておみくじのときに吉にならないんだろ?
そしてこんどは水上バスでホテルへ。水上バスって言う位だから降りる停留所が近づいたらボタンを押すのかと思ってました。
しかしながら当然のごとく水上バスにはそんなボタンは何処にもありません。
T「あれれー?ボタンあらへんでぇ」
B「あるわけないやろ。(これだから田舎者は・・・ぶつぶつ)」
で、水上バス降りたらお台場の、かの有名なフジテレビ局発見!
T「あっ、フジテレビだ!フジテレビ行かへん?」
B「何しに行くねん?」
T「・・・フジテレビのところでなんかやってるらしいし。」
B「でも新交通使わなアカンから値段高いし行かんでもよかろ?(もしかして微妙に福岡なまり?)」
T「じゃあ、やめとこう。」
と、あっさりと行くのを否決。でもあの時ねだって行っとけばよかったなー。
そしてホテルへ。
部屋に入ってテレビを見ると・・・なんとアクオス!すげー。(これだから貧乏人は・・・ぶつぶつ)
で、ホテル入っても何もすることなかったから、とりあえずUNO。
うーん、最初の方は連戦連勝余裕勝ち・・・だったのですが途中から突然勝てなくなって一気に借金8。(実は野球風にして数えてました。勿論二人しか居ないので1リーグ制、首位と最下位しかありません。)わあー!これじゃあ5月ごろの阪神タイガースじゃないかー!
T「うわー、そろそろおみくじが効いて来たなー。最悪やぁー」
B「何言うてんねん。リニア当たっただけでも幸運やろか。(お叱り?)」
T「・・・」
そして夕方6時半ごろにBさんのお父様と合流。
で晩飯は外で焼肉。そのあと総合電波塔(東京タワー)の特別展望台へ。
(このときの晩飯代、東京タワー代はBさんのお父様が。あぁやさしい。)
突然のことなのでカメラはホテルの中。ああせっかく東京タワー上ったのに記念写真が撮れない。無念。さてホテルへ帰る頃くらいから雨がぽつりぽつりと。
これが翌日山梨県を襲う集中豪雨・・・なのかどうかは知りませんが、29日はすごい雨でした。
ちなみに私、雨男。4年のときのフィールドトリップも雨。ただしこのときは冬だったので途中から雪へ変化。
5年のときのフィールドトリップもやっぱり雨。
修学旅行もやっぱり雨。中1のときの研修旅行もやっぱり雨。
世には基本的に晴れと曇りと雨(又は雪)しかないのに高確率で(というより100パーセント)雨。恐るべし雨男。
29日は早朝からホテルを出て新宿へ。見事に山手線のラッシュ時に鉢合わせ。
せっかくの旅行だというのに、ああ苦しい。京都ではこんなことはないのに(これだから田舎者は・・・ぶつぶつ)で新宿より特別急行あずさ13号松本行き自由席。新宿発なので勿論席を確保。

新幹線の後遺症か、特別急行あずさ号が遅く感じる。大月駅で富士急行線へ乗り換え。
うーん、今度はあまり揺れない電車に乗りすぎの後遺症、ものすごいゆれ。わざと揺らしているのかと思うぐらい。そういえばディズニーランドのなかの路面電車(?)はわざと揺らしてたなー。
禾生駅で降りて実験線へ。ものすごい田舎。洛西(京都市西京区にあるベッドタウン。)どころの田舎レベルじゃあありません。車一つ走ってや居ません。
改札も駅員の係りも券売もすべておばちゃんがひとりでやっていらっしゃるという異常なほどの田舎駅。
しかもこの駅で買った切符は裏面が白色・・・
駅を出て地図をたどって実験線へ向かっているとにわかに雨が強くなってきました。
そしてある場所で立ち往生。地図に書いてある道が物凄い山の道で・・・。
T「まあこれくらいしか思い当たる道がないからこの道を通ろう。もし解らんかったら、さっきの家の人に訪ねたらいいやろし。テレビつい取ったから誰かいるやろ。こんなとこに住んでてこんな時間に家に居るって事はじいちゃんかばあちゃんやろし、追い返される心配はまずないと思う・・・」
B「じゃあそうしよう。時間はまだあるし。」
で物凄い急な坂道をえっさえっさえっさほいさっさ♪と上っていくとえげつない道ではあるが確かに地図と同じ(本当は地図が同じというべきではあるが・・・)なので直進。
やっと天辺まで上り詰めて次は下り。すると間もなくリニア発見。怪しい小道が実験センター近くに。
[リニア実験センター入り口]
T「ビミョーなところに入り口作るなよっ(独り言)」

でセンターに入ったとたんに雨は弱まってきた。恐るべし雨男。
入り口入ったらいきなり土産物屋。どんなの売ってんのかなー、と思ってみると、
T「なになに、山梨名産○○、○○ブドウ、・・・」
B「全部山梨の特産品ばっかりやん・・・」
で、あまりにも早くつきすぎたのでしばらくセンター内をうろうろ。
そして乗車時間。わーい遂に念願のリニアに乗れるー!
で乗車。ツーバイツーの四列配置でした。
最初は時速50キロ程度で実験線端まで。
ごごごごごー。タイヤ(多分ゴム。)とコンクリの線路との摩擦によるゆれと騒音って結構大きい。
そして端に着いたら今度はバックで時速400キロで反対側まで。170キロ辺りから静かになりましたが、ゆれは結構あったので、これに逆向きで長時間乗るときついだろうなーとか思いながらも反対側へ。
そして遂に500キロ。(正確には502キロ)もう、500系や700系の加速性能がいいとか、通勤電車の加速性能がいいとか、という問題ではなく一瞬のうちに200キロを越えてあっという間に500キロ。

駅を一瞬で通過します。そして減速性能もいいこと。0系や100系の減速性能がいいとかいう問題じゃあありません。
もう、鉄道と比較すべきものではないのではないかと・・・

そして試乗会終了。あっという間の500キロ体験でした。
そのあとはセンター3階より写真をとろうとしましたが、あまりにも早すぎて2枚程度しか写真に納まりませんでした。後は線路だけ・・・
もう400キロと500キロは激しすぎです。



500キロだと、向こうの方からごおおっという地響きがしたかと思うと、水しぶきを立てながら、
爆発音のようなものを残し、センターの建物まで揺らしながらあっという間にトンネルの中へと消え去っていきました。それにしても、はやくリニアが出来るようになればいいんですけどねぇ。
あんな中国なんかに負けていたら腹が立って腹が立って・・・でも私はドイツは好きなんですよ。なんか。帰りも禾生駅まで徒歩。再び雨脚が強くなってきました。そして富士急行線に乗ったらなぜか再び一気に雨は弱まりました。
そんなことがあるのかと?あるんですよ世の中には不思議なことがたくさん起こります。心霊現象のほかにも色々と。
そういえば私(T、管理人です。)は結構超個人的な予知夢(いわゆる正夢。けれどもそういってしまうとミステリアスな感じが薄れちゃいますから・・・)をよく見るんですよね。
世界貿易センター同時多発テロなんかまったく夢の中に登場しませんでしたし。
ちなみに私はその予知夢が本当だとすれば二十歳前後に盲腸にかかります・・・
(9年後の2013年追記。盲腸になりませんでした。本当に良かった良かった!)
で大月駅で今度は特別急行かいじ116号新宿行き。

見事に座れませんでした。なぜか3号車が先頭。怪しい。
今度は八王子駅までGO。そこから横浜線に乗り換えて新横浜へ。
ここから先、ちょぉっとしたエピソードがありますが、JR東日本の営業妨害になりかねませんのでここでお話しすることは出来ません。
帰りは700系のぞみ65号広島行き。あらなんと500系よりも新しいはずの700系には、500系のような仕組み扉は採用されてませんでした。
さすが安物鈍足列車。(ひどいぞそれは・・・)500系の25パーセントオフの値段の車両がこの有様か、わっはっは(私、故障中。)

帰りの車内で今度は晩飯を食べて、再びUNO。今度はよく勝ちました。
京都でBさんとお別れ、在来線で向日町駅へ向かいます。
そして帰宅。
この話には後日談があります。
この旅行の後に学校へ阪急で行ったのですが(内の学校は電車でないといけません。)、標準軌の広いこと広いこと。
そして阪急特急6300系、遅!ゆれすぎ!
つまり私には狭軌列車乗りまくりの後遺症と、速い電車乗りまくりの後遺症と、
揺れない列車乗りまくりの後遺症がいっぺんに降りかかってきたのです。
と、いうことで皆さんは適度に遅い列車、標準軌の列車、揺れる電車に乗ったほうがいいでしょう。チャンチャン♪
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