ホテルの朝食は8時からと、いうことだったので散歩します。
まずすぐ近くのこちらがユーストン駅。後日エディンバラに向かう際にはこの駅を使います。
あんまりヨーロッパ感は無いですね。
地理的には隣のキングス・クロス駅に向かいます。
うおーなんだこれ！ホテルやんか！すっげー……、いつかこんなホテルに泊まりたいもの。
そして見えてきてきたのがかの有名なキングス・クロス駅。
あ、こっちはヨーロッパっぽい。というか、ベースが石造りで半円形の窓ガラス、なんとなくフランクフルト駅に似ていますね。
さて、9と3/4番線は何処にあるんでしょうか？まさか、改札の中に入らないと見られない……？
と、若干の不安をいだきながら向かっていましたが、ありました！
あんまりプラットフォーム感、というか、そもそも「9と3/4」という感じもしないですね、ただの壁にあるので……
と、そうこうしている間に、朝食の時間が近づいてきました。
一旦ホテルに戻ります。
これがかの有名なイングリッシュブレックファースト。イギリスの飯の中では一番美味しいと言う。
まぁ、基本的に見たまんまの味なので、美味しいとか美味しくないとか、そういうものではないですが。
ただ、ぶっちゃけこの後食べる様々なイギリス料理を食べて思ったのは、たしかにイギリスの飯の中では一番美味しいのがホテルの朝食、というのはある意味そうなのかなという気がします。
……さて！これからロンドンを回りに行くこととします。交通機関は地下鉄！
1日乗車券を買って！ホテル目の前のユーストンスクエア駅から出発進行！
……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！
1日乗車券を早くも落としてしまった！！！
一駅乗ったところで気づいたので一旦折り返し、、、
プラットフォーム上で無事回収できました。無くなっていたらこの旅行最初からもう終わってる気分になるところでした。
そして向かった先は、、、ウェストミンスター宮殿と寺院！
ウェストミンスター宮殿は一般には国会議事堂として知られていますね。それにビッグベン。正式名は現女王の名をもらってエリザベス・タワーとなっているそうです。
テムズ川を挟んで向かいのロンドン・アイも有名ですね？
橋の上からウェストミンスター宮殿を撮影しようと橋を渡っていた所……
親切の押し売りみたいなのに会いました。ぶっちゃけキャッシュは殆ど持ってないので余計なことはしないで欲しい。
そして記念撮影をして、世界遺産壁紙用の写真も一枚。
こちらはすでに掲載済みです。
そのまま進むとウェストミンスター寺院が見えてきます。
前の広場には……
チャーチル！！
「戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。
アレキサンダー や、シーザー や、ナポレオン が兵士達と共に危険を分かち合い、馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。
そんなことはもう、なくなった。
これからの英雄は、安全で静かで、物憂い事務室にいて、書記官達に取り囲まれて座る。
一方何千という兵士達が、電話一本で機械の力によって殺され、息の根を止められる。
これから先に起こる戦争は、女性や、子供や、一般市民全体を殺すことになるだろう。
やがてそれぞれの国には、大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような破壊のためのシステムを生み出すことになる。
人類ははじめて自分たちを絶滅させることのできる道具を手に入れた。
これこそが人類の栄光と苦労のすべてが最後の到達した運命である」
なんという名文でしょう？
そしてガンジー。インドとパキスタンの問題は未だに解決していません。
ネルソン・マンデラも。数々の偉人がいます。
目的地のウェストミンスター寺院は……なんと入場料が20ポンド！高すぎる！
ドイツやオーストリアの大聖堂や教会はタダだったのになぁ
まぁ、ここは教会でも大聖堂でもなく寺院（アビー）。イギリス国教会ですから、また少し違うのでしょうが……
とはいえ日本の寺院でもこんなぶっ飛んだ値段の入場料は苔寺くらいしか知りませんよ？
流石に高いなぁとは思いつつも、この値段に怖気づいて中に入らないのは逆に何しにイギリスに来たんだということで、ちゃんと入りましたよ。
中は写真撮影禁止でしたが……
まぁ、作り自体はよくある大聖堂とそう変わりません。
無名戦士の墓や二次大戦の犠牲者を祀っている箇所はこの場所特有で、厳かな感じはしました。
日本語オーディオガイドも借りることが出来るので、高いことは高いですが、そこまで悪くはないですね。
で、この後バッキンガム宮殿に向かいます。
公園を抜けて、見えてきました。
花畑の向こうの宮殿。いかにもヨーロッパで、きれいですね。
ところが事前の情報不足で、今の時期は内部非公開だと知らず。少し残念な気持ちにもなりながらも、気を取り直して外観だけで撮影しておきましょう！
続いて向かったのがトラファルガー広場。
ここは！GT5のロンドン市街地コースでもおなじみの！
風景はまさにGT5のロンドン市街地コースそのもの。あー、なんかこう、いわゆる聖地巡礼感がありますね！！
そうですこの道を真っすぐ行って右に……はい。
続いてロンドン塔へ。こちらも人だかりがとんでもなく、並んでまで入る気力がわかなかったので、外観のみ写真を。
どうせ中は写真が撮れないので。
そう、この近くには有名なロンドンブリッジ、ではなくタワーブリッジがあります。
テムズ川の向かいはとても近代的な建物ですね！
しかし、バッキンガム宮殿も、ロンドン塔も入らなかったので、時間に大きく余裕が生まれました。
地下鉄の1日乗車券で、グリニッジまで行けるということで、グリニッジへ向かいます。
まずは、旧王立海軍大学。いまでも、大学のキャンパスとして使われているらしいですよ？
たしかに、学生さんのような姿もあり。ドームを持つ二つの建物の中に入ることができます。
内部では、かつて映画パイレーツ・オブ・カリビアンの撮影があったそうです。見てないから今ひとつピンときませんが。
学校にしては派手すぎるようにも思いますが、ヨーロッパなので、まぁそういうものなのでしょう。
チャーチオルガンも荘厳な音色を響かせています。
続いて向かうのはかの有名な旧天文台。経度0度が、ここにあります。
なおサマータイムのせいでイギリス標準時とは1時間ずれているという……
この線が経度0度。線より向こうが東経、手前が西経ということになって、この写真をとっているとき、私は西半球にいたことになります。
そうそう、この天文台は、丘の上にあるので、先ほどの海軍大学や、ロンドンの市街地が遠景としてよく見えます。
ロンドンって、こんなに高層ビルが立ち並んでいるんですね！なんだか、ドイツのフランクフルトより高層ビルが立ち並んでいる気がします。
丘を降りて、快速帆船カティーサーク号。今は陸地で固定展示されています。
ということで、グリニッジも一通り見て回ったので、再びロンドンに戻ります。
って！あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！
タワーブリッジが開いている！
1日に2,3回しか開かないということで、かなり貴重なシーンにたまたま遭遇できました！
これは凄い！船も大きい！！どこから来たんでしょうか？いつか、船旅と言うものもやってみたいものです。
大変貴重な経験ができたので、大満足の私たちはとりあえずタワーブリッジに登ることにしました。
上部橋は展望台や展示室となっていて、透明な床も存在。高所恐怖症としてはもう勘弁して欲しい光景ですね。
なんとか、床が透明じゃないところから撮った写真がこれです。
見よ！人がゴミのようだ！！！
ロンドン塔もしっかり見えます。なんだかロケットのようなビルも後ろに見えますね！！
ところで、まだ日が明るいのですが、実は18時を回っていまして、夕食に向かいます。
さすがに緯度が高いだけあって、時差ボケ以上になんだか時間感覚がおかしくなります。
向かった先はパブ！で、フィッシュアンドチップスと諸々を。
フィッシュアンドチップスって、要は白身魚のフライとフライドポテトなんですね、まぁ味はまさにそのままの味で、特筆すべき者でもないですが、これが普通のイギリスの定番食だとしたら、イギリス人は相当、我々日本人とは違う胃袋を持っていそうです。
ところでパブといえば、もっとどんちゃん騒ぎしているイメージでしたが、意外としっとり。落ち着いた感じで、日本の飲み屋さんの方が圧倒的に五月蝿いです。