旅行記2017夏

さて、今回の旅行先は……
三度ヨーロッパ!で、初めての!北欧。


1日目
今回乗る飛行機は、最新型エアバスA350XWB。

これですね。デカデカと書かれている通り、フィンエアー。
つまりはフィンランドに我々は向かうわけですね。
で、この飛行機、前評判によれば、結構静からしいです。
確かに、離陸の際の滑走でも、エンジン音はだいぶ静か。
777などに見られる無理してる感が無いです。
上昇中もだいぶ静か。
高々度上空で安定飛行を始めると、まぁ777と似たようなものかな?と思わなくもないですが、それにしてもノイズキャンセリングイヤフォンをONにすれば殆ど無音の世界なので、やっぱりかなり静音なのでしょう。

で、まずは機内食。鶏の照り焼きのような何かといい、なんとなく日本食?なのでしょうか、美味しゅうございました。
ところで今回、日本を午前中に出発して、現地到着時間は昼過ぎ、というわけで飛行中ずっと昼間のような感じ。
これまでの飛行機だと、とりあえずは窓をすべて閉めて機内も消灯して寝る時間、みたいなのを作ってくれましたが、今回はそれがありませんでした。
ずっと昼。時差ボケが心配になります。
ちなみにフィンランドとの時差はサマータイムで6時間。実は、これまで行った欧米の中では一番時差が少ないです。
最初に訪れたアメリカは14時間時差がありましたし、ドイツ・オーストリアは7時間、イギリスは8時間時差がありました。
アメリカ以外はサマータイムだったので、それ以外の期間には+1時間の時差がありますが……
で、あんまり寝付けず、次に出てきた食事が、これ。

これは軽食扱いでしたが、一応しっかりとした昼食のような感じですね。
味付けもまぁまぁ日本人好み。
で、長い空の旅を終え、フィンランドはヘルシンキヴァンター国際空港に到着。
今回、私たちは最初は首都ヘルシンキを目指さず、マイナー都市ユヴァスキュラに向かいます。
ちなみに今回もミロさんとの旅行ですが、入国審査ではまずミロさんが進みました。
どこ行くの?何日いるの?その後出国したらどこ行くの?などを聞かれている様子でした。
質問の答えは、ユヴァスキュラ、5日間、日本に帰る、です。
続いて私の番でもまずどこ行くの?から聞かれました。
勿論ミロさんと同じ旅程なので、当然ユヴァスキュラと答えます。
おそらく、ユヴァスキュラに初っ端に行くような人はそうおらず、しかも同じ日本人だからでしょう、その次の質問はこれまでと変わって、前の彼と一緒?という質問。
勿論にこやかにイエス。最初からユヴァスキュラなどという謎の場所に行くことを選択したおかげか、審査はあっという間。大してトータルの時間は変わりませんが、少しありがたいですね。
とは言うものの、ユヴァスキュラに向かう電車までまだ2時間くらいあります。
一旦、駅の場所を把握しに空港を散策。
地下鉄駅はものすごく地下深くにありました。
スーツケースを握りしめてエスカレーターに乗ってると、後ろから肩を叩かれました。
振り返ってみると、おじさんが。荷物落としてるよしカバンあいてると教えてくれました。
たしかに関空で借りたグローバルWi-Fiを落としてしまっていました。旅行の初っ端から危ない所。
ここでスーツケースが再びエスカレーターを滑り落ちていかないよう、ミロさんにスーツケースを一旦託して、グローバルWi-Fiを回収、カバンもしっかりと閉じてとりあえず一件落着。

そうして着いた駅がここ。ってか寒っ
Tシャツは間違いだったかと言わんばかりの寒さ。
しかしここにいても仕方がないので一旦地上に戻り、空港で時間を潰します。
ちなみにフィンランドの駅は改札がないので立ち入りは自由です。これは他のヨーロッパの駅と同じですね。ロンドンの地下鉄には改札がありましたが。
空港では時間つぶしにビールを1杯のみ、グローバルWi-Fiのセッティングからなんやらして、特に事件もなくまったりと過ごします。
列車の時間が近づいてくると、そこからは再びの長旅なので、腹ごしらえに幾つかのパンを買います。
そこで買ったのが、フィンランド名物?のカレリアパイ。それが2種類あったので、1つずつと、それだけでは少なそうだったのでピザパンを購入。
ミロさんは同じくカレリアパイを2つと、ソーセージのような何かを1本購入。
列車の中でマッタリ食べようと画策します。
そして列車に乗り、しばらくしたところで乗り換え。ここからユヴァスキュラまで特急列車で4時間ほどかかります。
しかしミロさんは特急列車をまたずカレリアパイを1つぱくり。
なんとも言えない表情、曰く、日本では食べれない味。もう二度と……という感じ。
そうしてきた列車がこれ。

で、列車に乗るも座席がわかりません。指定席なので、座席番号があるはずですが、日本の特急列車のように窓の上に座席番号が書かれていると信じていたのですがどこにも書かれていません。
焦っている間に乗客はどんどんなだれ込んできます。
ヒェッ!ヒェッ!となりながらも、なんとかミロさんが座席番号の表示場所を発見。座席の背もたれの通路側側面にかかれていました。
これを参考に着席、一件落着。
そして、これが例のカレリアパイ。

う〜ん、うまそうに見える。
しかし食べてみると……?うーん、この無味。パイの上に、蒸した米、マッシュポテト。味付け無し。
しかも冷めているからもうどうしようもない。ピザパンを買っておいて正解でした。
ちなみにミロさんのソーセージのようなものは、ひとくち食べた瞬間に、ゴミ箱行き。曰く、絵の具。……絵の具ってどんなだ?!
仕方なくミロさんは食堂車と呼ばれる所にいきましたが、あまり褒められるようなものでもないようで、どうも食堂車よりビュッフェかその類のものらしい。私は行っていませんのでよく知りませんが……

で、ふとホテルのバウチャーを確認していると、チェックイン最終時刻が18時になっている。私たちが到着するのは駅ですら21時過ぎ。これはまずい、まずいけれど今更どうしようもない、考えても仕方がないから行ってみるしか無いという結論に。
そうして列車に揺られ、長旅に疲れていた私たちは強烈な睡魔に襲われ……zzz
と、まぁなんとかユヴァスキュラに到着。小雨。う〜ん……
ホテルに到着し、何事もなかったかのようにチェックイン完了。よかった。

ちなみにさすが北欧、22時前でもこの明るさ。同じ時期の日本だと18時位の明るさがあります、これはすごい。
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