阪急嵐山駅
嵐山駅には久々に行きましたが知らない間に駅舎がきれいになってました。和風な感じになっています。阪急でバイトしている某友人によれば嵐山駅綺麗になったし、ってことで京とれいんが生まれたとかなんとか。
列車の外観は京とれいんのラッピングがされている以外はあまり変わっていません。嵐山線用に改造された6300系はUVカットガラスに大窓のドアになってましたが京とれいんではその辺は往時と変わりません。ちなみに快速特急は久しぶりの復活です。つい最近までは特急と通勤特急だけでしたから。あぁ、でも阪急のあの蝶というかなんというかなんとも表現しがたいCIは車番上にステンレス製で張り付けられています。ちなみに京都線特急時代はドア横にステッカーとして貼られていました。
側面に近づいてみるとこんな感じ。窓を見ればわかりますが窓回りは変更がなかったのではなく、日除けは鉄格子から普通のカーテンに変更されています。というか実は窓枠自体も付け替えてあるらしい。(カーテンの変更等は3,4号車のみ)ドアは変更がないように見えます。嵐山線用に改造された6300系は大窓化されていましたが……なぜでしょう?ちなみに空調機器も変更されていません。これは嵐山線用に改造された他の6300系も同じなので何か問題があるのかもしれません。
今回私たちが嵐山行きの際に乗車したのはリニューアルに一番手がかかっている真ん中2両。町屋風のデザインです。この車両は内装がほぼすべて新しいものになっています。見ての通り椅子はボックス席になっていますし、照明も半間接照明になっています。ちなみにほかの4両についてですが、京唐紙をモチーフにした車両となっていて、大阪側2両は「蘭のちらし」を、京都側2両は「麻の葉」を、それぞれイメージした座席になっています。但し、こちらは京都線特急時代の面影を残していて、座席も2×2ですし、そもそもシートも本体部分は変更されていません。この4両ではつり革も残っていますし、照明も当時のままです。
真ん中2両では客室部分とデッキ部分が写真のような仕切りで分けられていていい感じです。奥に見えている路線図では京とれいん(快速特急)がどの駅に停まるのかも書いてあります。親切。ちなみに停車駅は嵐山、松尾、上桂、桂、淡路、十三、梅田です。長らく全列車停車駅だった高槻市をスルーするとは。まぁ基本的には嵐山線の観光列車ですから通勤客はいらないというところでしょうか。そもそも見ての通りとても通勤列車には見えませんしね。そういえば快速特急で運行される場合は案内が自動音声になりました。自動音声のおかげで、日本語、英語、韓国語、中国語(放送順)の四か国語に対応しました。
ドア上もこんな感じにリニューアルされていて、車内にいる分には本当にかつての6300系なのか疑わしくなります。ということで、とりあえず以上です。
他の2種類の車両については、車内を撮影する機会があればまた掲載しようとは思います。