さて、例によってGWはミロさんと旅行。今回は世間の皆様も10連休だったので、飛行機が高くて困りましたよ。仕方がないので、有休をつなげて12連休としてちょっとだけ時期をずらすことにしました。こうすることで、航空券は少し安く、有休消化もできて、しかもGWは日本だけのホリデーシーズンなので、海外にでればGWの混雑も避けられるということで少し日程をずらしたGWの海外旅行というのは、なかなかコスパが良い。
と、いうわけで今回も海外旅行。目的地は人生3度目、このサイトに出てきた中では2度目のアメリカ合衆国。主目的地として訪れる外国としては始めて2度目の入国。実際には、香港には2度入国しているのですが、あれは2度目はキャセイパシフィック航空を利用したおまけのようなもの。
前回アメリカを訪れた際の目的地は東海岸。ワシントンDCとニューヨークでした。今回の目的地はグランドキャニオン。いい加減、ヨーロッパの歴史的建造物も食傷気味になってきて、いつかは訪れたいと思っていたグランドキャニオンに向かうことになりました。
飛行機を乗り継いでラスベガスへ。そこからは延々自動車を乗り回して約1600キロの行程となります。これがなかなかの心理的ハードルで。なんせ海外で運転するのだからリスキーだということで、一旦は見送りかけたのですが、そうはいってもいつかは訪れたいグランドキャニオン。今後の人生において一番元気なのはおそらく間違いなく今だから、今行かないともう行けないのでは？みたいな思考が働きまして結局グランドキャニオンに決まったというわけです。
さて、今回も関西国際空港から出国。デルタ航空でシアトルまで飛び、そこからシアトルでしばらく待ちぼうけを食らった後にラスベガスへ向かいます。多分もうちょっとまともな乗り継ぎもあったのでしょうがお値段を考慮してこうなりました。
日本を離れる前、関空で蕎麦を頂き、（そういえばこの店は前にも訪れたことがあったような。あれはいつだっただろうか……？）出国を済ませて長旅に備えます。
旅行の行程の中ではやっぱりこの移動というのが一番心理的に盛り下がっているタイミングのような気もします。しんどい行程が目前に迫っているわけですからね。
それで、まぁなんやかんやと文章で書くと一瞬ですがシアトルに無事着きましたが、次の便まで6時間ほどあるわけです。とはいえアメリカ国内での乗り継ぎは結構面倒くさくて手続きだけで1時間ほど経過。関空や成田と同じように、シアトルも市内中心部から離れているがために、残り5時間では気軽に散策することも難しく、帯に短し襷に長しみたいな次の便までの時間を空港で過ごすことに。持ってきた本を読んだりなんやかんや過ごしたり、適当な昼食を頂きたく空港内をほっつき歩いたものの、なんだか重そうで食欲をそそられない店ばかり。かろうじてマシそうなヴィーガン向け感のあふれる店にイン。
フライドポテトはジャガイモと見せかけてサツマイモ。そしてハンバーガーの中のバンズは当然肉ではなく豆から作られています。ここまでして肉もどきを食べたいなら、普通に肉を食べればいいのに。味は……まぁマクドナルドのほうが美味しいかな。
シアトルについたのは朝でしたが昼を過ぎてようやくラスベガス行きの飛行機に搭乗しラスベガスに飛びます。
国内線ですが3時間弱ほどかかります。日本だと大阪または関西空港から国内線にのると本土はほぼ1時間で飛べてしまうのでアメリカの広さを改めて実感します。窓の外も最初はこんな感じのいかにもシアトル！な光景から砂漠地帯へ。
砂漠の中に築き上げられたこの街がラスベガス。砂上の楼閣。
町のほぼ中心に空港があるという珍しい立地。ここに着陸するさいの風景はそれはそれはインパクトのあるもの。下手したら地上の都市を巻き込んだ大事故になりかねない。
とまぁそんな心配を他所に空港に無事着陸。
荷物が回ってこないというプチハプニングを経験（荷物だけ先に届いていた。後で見るとスマホに連絡入ってた）したものの、無事荷物を回収し私達はマッカランレンタカーセンター行きの無料バスに乗車。レンタカーセンターに到着すると機械があったのでそれに順番に入力していくと……エラー。結局受付でつたない英語力でなんのかんのとやり取り。結果、車はすでにヒュンダイ車1代しか残っておらず、それもカーナビすらついていないというもの。これは困った。まぁ今の御時世、GoogleMap先生がいるので、カーナビが付いていなくともなんとかなるもんですが、それにしたって今どきカーナビが付いていない車なんてあるのかよという感じです。
左ハンドル右車線は思いのほかすぐに慣れました。ひょっとすると、The Crew 2というアメリカ本土を舞台としたオープンワールドのレースゲームで右車線のイメトレをしておいた効果が少しは出たのかもしれません。まぁ慣れてしまえばそんなことはどうでも良いのですが。ただハンドルや車線よりも慣れなかったのは方向指示器とワイパーのレバーまで左右が逆についているということ。左ハンドルだから日本の車とは完全に左右逆だ、というわけでもなく、実はイギリスのような右ハンドルの国でもワイパーは右、方向指示器は左にあるのが標準だそうで、日本だけなんかおかしいらしい。
とにかく、いきなりカーナビが付いていないという恐ろしい状況でホテルまでつくのに妙に苦労しましたが無事に空港からほど近くのホテルに到着し、今日はそこで休息。
空港が町のど真ん中にあって、ホテルがその空港に近いとはいえ、実は有名なあの繁華街のエリアは空港を挟んで反対側。ホテルの側には意外と何もなく、まともな夕食を取れそうな場所すらろくすっぽありませんでした。
日本からの長旅でそれなりに疲れているので、ホテルの隣にあるガソリンスタンドに併設されている店でスナック菓子と酒を買ってコレを夕食代わりとして部屋で頂くことなりました。うーん、1日目から食事がひどすぎる。
