2020年は武神さんと二人ブラブラ滋賀県を歩いただけの、旅行と言えるかどうかすら定かではない日帰り旅行しかありませんでした。2021年は何度か旅行に行ったけれどもいずれも妻とでした。その前は？三重県のミロさんちに遊びに行きましたね、2019年です。そう、そのミロさんと久しぶりに旅行。またしても三重。海外は当分いけなさそうですし。コロナもそう。歴史的な円安もそう。異常な円安は対ドルで、実際の所ドル独歩高といった感じも無きにしもあらずですが、いずれにせよ、海外旅行は難しい。今となっては妻もいますしね。
てなわけで、三重に住んでいるミロさんと合流すべく、近鉄電車に揺られてクソ田舎を走り抜け、着いたのは名張駅。途中それはそれはもう絶望的なクソ田舎だったので、名張とか一体どうなるんだと思ってたら意外と（失礼）町でよかった。ミロさんはまさかの愛車のノアちゃんで到着済み。あ、トヨタ・ノアではなく、トヨタ・ヤリスクロスです。
単純にノアはファミリーカーで、まだまだ必要ないサイズですし、高いし。というわけでヤリスクロスなんだそう。でも、曰くカーナビがなかなかにポンコツだそうで、それでノアちゃんなんだとか。ノアちゃんはポンコツ。
まぁ、それはさておき、そういう我々の2年ぶりの旅行はなんとまぁ世にも奇妙なことにこれまではずっと応援する係だったはずのミロさんが運転席に、私が助手席に座るという展開で始まったのでした。ミロさんの車なので、それが当たり前なのですが、これまでさんざん応援する係としてハンドルを握らなかったミロさんの華麗なる変心ぶりに私は驚きを隠せません。ぶっちゃけ序盤は違和感しかありません。なぜミロさんが私の右側に……？脳がバグる。が、慣れるしかない。
ま、それはさておき、今回の目的地は三重のなかでも最南端の熊野。故にかなり遠い。普段出勤するのと大差ない時刻に出発して、お昼になってもまだ目的地には全然到着しない。途中の鄙びた町の、客の殆どいないコメダに入って昼食。
こんなに人が少なくて果たしてこのチェーン店は成り立つのだろうかとか話しているうちに、お客さんは増えてきたりして、なんかごめん。
とはいえ、この町でスマートウォッチでid支払いをする人もなかなかおるまい。店のおばちゃんもきっとビックリしていたに違いない。（それはどうかな？
さて、そんなQoL低そうな話はさておき、さらに熊野に向けて車をミロさんが走らせます。田舎道をどんどん走らせます。我々二人が揃うと大変に口が悪くなるので、田舎を小馬鹿にしつつ那智の滝へ。
これで、一応私も日本三大名瀑を見たわけです。袋田の滝だけなんか経路が違う気がしますが、まぁそれはさておき、滝の魅力に気づいたのは袋田の滝でしたね。いわゆる女滝でしたっけ。日光にある華厳の滝とこの熊野の那智の滝は男滝だったか、こうまっすぐ落ちる滝のことをそう言うらしいです。
那智大社の魅力はやっぱりこの滝だと思うので、滝をいくらか撮って。
これで世界遺産ページの壁紙が自前のに置き換えられます。
あとは適当に写真を撮って、
帰ろうとしていると、ずいぶん場違いな、中国風の廃寺が。ぁゃιぃ。
と、まぁ、そんな感じで密度の低い一日目がこれで終わり。我々も年をとったので、欲を出して主目的以外の場所に行き始めると、無駄に疲れたりとか良くないことが起こることを学んでいますのでまっすぐ宿に行きます。
あとは地のものを食べて、酒を飲んで。
お土産にみかんグッズをいっぱい買って。
そう、別に熊野らしいお土産である必要性はまったくないんですよね。だって、熊野らしいお土産って別に美味しそうじゃないですしね。和歌山といえばみかんか梅かみたいなところもあるので、みかんのお土産でOK。みかんは最強果物ですからね。